病院案内
部門紹介(薬剤部)
部門紹介(薬剤部)
治療効果を一層高めるためには、患者様がお薬について十分理解され、お薬を正しく服用していただくことが大切だと考え、入院期間中に薬剤師が患者様と面接しお薬についての説明や指導を行っております。
また、当院薬局では、患者さん個々の薬歴を作成し、お薬の重複投薬、相互作用等を確認し、(注射薬を含めて)患者さんが安心してお薬を服用していただけるよう管理しております。
担当薬剤師が病室にお伺いしてお薬についての疑問やご質問に応じます。
概要
現在、薬剤師4名 事務スタッフ1名の合計5名で医薬品の調剤、管理、情報提供などの業務を分担し、患者さんの薬物療法に寄与しています。
外来患者さんにつきましては、全面院外処方箋発行を行っていますが、処方薬の問い合わせ等、薬剤部が窓口となって、地域の薬局と連携を密にしています。
入院患者さんにつきましては、医師が発行した処方箋に基づき、内服薬、外用薬の調剤及び注射薬の払い出しを行っています。
処方内容に疑問があれば、疑義照会を行い、また患者さんからの質問に対しては誠意を持って対応し、安全に安心してお薬が服用できるよう努力しています。
調剤業務
主に、入院患者さんへの定期薬・臨時薬等の調剤を行っています。
定期薬は、全自動錠剤分包機を用いた一包化を行い患者さん毎のトレーにセットしています。
また、調剤者と監査者、最低2人以上が目を通すダブルチェックを行い、インシデント・アクシデント防止も心がけています。
粉薬は、外観で何の薬かわからないものも多いので散剤監査システムを用いて、調剤・監査を行っています。
治療薬物モニタリング業務(TDM)
TDM(Therapeutic Drug Monitoring)は、薬物の血中濃度を測定・解析し、個々の患者さんにおける薬物の適正な用法・用量を設定することをいいます。
患者さんの体重、年齢、腎機能などの値を参考にして解析ソフトを使用して薬物が最も効果的かつ副作用が発現することなく投与されるための量や投与間隔などを解析し、医師に情報をフィードバックしています。
がん化学療法

外来通院及び入院されている患者さんの注射用抗がん剤は、安全キャビネットを設置し無菌的な方法で調製しております。
また同時に調製者の安全性確保、レジメン管理等も行なっています。
当院の化学療法レジメン一覧につきまして、下記をクリックするとご覧頂けます。
・化学療法レジメン一覧
薬剤管理指導業務
患者さんのベッドサイドに伺い、お薬の効果や飲み方、副作用、注意事項についての説明を行なっています。
また、患者さんのご質問にその都度丁寧に対応することで適切に服用していただけるように努めています。
お薬について気になることがありましたら、薬剤師までお気軽にご相談ください。